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【投資NISA】基本から解説!口座開設や活用方法を紹介

新NISAは、将来のための資産形成手段として注目されている。
証券会社10 社(大手5社・ネット5社)の2024 年2月末時点のNISA 口座数は約1,400万口座超と、多くの人たちが活用している。
ポイントとしては、NISA口座を活用することで税制優遇を受けながら資産を形成することが可能なことだ。口座開設手続きや運用方針を把握し、効果的に活用することが重要である。

このブログ記事では、新NISAに関する基礎知識から口座開設手順まで詳しく解説しきたい。投資初心者でもわかりやすく、NISA制度の魅力や注意点を把握し、賢い資産運用を目指して欲しい。

新NISAの基礎知識

新NISAの制度概要

新NISAは、2024年以降に導入された金融庁の政策で、特徴を以下にまとめておく。

  1. 非課税保有期間の無期限化(非課税で保有できる期間が無制限)
  2. 口座開設期間の恒久化(いつでも口座を開設できる)
  3. つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能(つみたて投資枠と成長投資枠を同時に利用可能)
  4. 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能)
  5. 非課税保有限度額(全体で1,800万円、ただし成長投資枠は1,200万円まで)

以前は、2023年までの10年間が対象期間で、投資額の上限は1人当たり年間120万円(累計1200万円)まで非課税だったが、新NISAへの変更で大きく優遇されたかたちだ。結論、資産形成や将来への備えにとって大変有効なものということになる。

NISAの特徴

NISAの特徴は、その非課税制度にある。通常は株式利益に対して約20%ほどが課税されるところ、NISA口座で取引した利益や配当金が非課税となるため、長期的に資産を形成する際に有利な点が挙げられる。また、NISA口座はNISAとiDeCoの2種類があり、それぞれ特性が異なるため、自身の投資スタイルや目的に合わせて活用することが重要だ。

NISAの活用方法

NISAを活用する際には、まず口座開設が必要である。
次に、適切な投資信託や株式を選定し、資産の多様化を図ることが重要だ。投資信託を通じた積立投資や定期的な購入など、長期的な資産形成がポイントとなる。
また、市況の変動にも柔軟に対応しながら、資産を成長させることが重要だ。
株経験の浅い方や「毎日、市場動向なんてチェックしてられないよ」という方は、定期積立で投資を続けるのがいいだろう。例えば毎月決まった日に指定株の購入を続けることで、日々の価格変動リスクを吸収できるからだ。(株価が高い時も、安い時も一定額を買い続けることで、平均値に近づいているからマイナスリスクを下げられるという算段だ)

NISAの注意点

NISAを活用するメリットは大きいが、一方で注意点も押さえておく必要がある。
例えば、投資にはリスクが伴うため、自身のリスク許容度を理解し適切な資産運用を行うことが不可欠だ。生活費を超える過度な投資や、借金による投資はお薦めしない。
また、NISA口座には一定のルールや制約があるため、それらを遵守することも重要である。

NISAとiDeCoの比較

NISAiDeCoはどちらも個人の資産形成に役立つ制度だが、運用対象や税制面で異なる点がある。
NISAは非課税で資産形成が可能なのに対し、iDeCoは年金制度の一環で将来の年金受給額が増える仕組みである。自身の目的やライフプランに合わせて、適切な制度を選択することが重要だ。

簡単にiDeCoを説明しておくと、将来に備える私的年金制度のことで掛金を原則65歳まで積み立てすることができる。注意すべきは、住民税や所得税を軽減できる節税メリットはあるが、受取は原則60歳以降になるということだ。

NISA口座の必要書類

NISA口座を開設する際に必要な書類には、身分証明書(運転免許証やパスポートなど)や印鑑証明書が含まる。金融機関によって異なる場合もあるため、事前に確認しておくことが重要だ。

NISA口座の金融機関選び

NISA口座を開設する際には、金融機関の選定も重要なポイントだ。口座維持手数料や取引手数料、取り扱い商品などを比較検討し、自身の投資スタイルに適した金融機関を選ぶことがポイントである。

ポイントは、手数料の少ない金融機関を選ぶ、投資先は初心者であればETF(上場投資信託)をお薦めする。
ETFは、日経平均株価やTOPIXなどの指数の動きに連動するよう運用されており、複数の銘側がパッケージ化されているので株価の変動リスクも少ない(=1銘柄で分散投資によるリスクヘッジができる)。

NISA口座のメリットとデメリット

NISA口座のメリットは、非課税で資産形成が可能な点だ。一方で、株の価格変動や手数料などのデメリットも考慮する必要がある。メリットとデメリットをしっかり把握した上で、運用方針を立てることが重要だ。

NISA口座の開設手続きの流れ

NISA口座を開設する手続きは、金融機関のWebサイトや窓口を通じて行うことが一般的だ。必要書類の提出や本人確認の手続きを行い、口座開設が完了する。その後は投資商品の選定や資産運用の計画を立てるという流れになる。
各社ページで簡単に、詳しく口座開設の流れを説明しているので、ぜひ参考にして欲しい。

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NISA口座の運用方針

NISA口座の運用方針は、自身の投資目的やリスク許容度に合わせて決定される。
積立投資やリバランスなど、長期的な視点で資産を形成するための計画が必要だ。また、市況の変動に柔軟に対応しながら、資産を安定的に成長させることが重要である。

ちなみに私は、米国株を中心にETFと個別株を半分ずつの割合で運用している。個別株は自分が好きな会社や興味のあるジャンルの株を持ち、日々動向を追っている。
例えば、今執筆しているPCはマイクロソフト製で、仕事のビジネスの場ではセールスフォースのツールを使っている。そして休日は、お酒を飲みながらNETFLIXで映画を観ている。こうした自分の身近な商品に関連する企業の株を買ってみるのも面白い。

投資の中でも、株式は資産形成の手段としてとても有効だ。
株はギャンブルだという人もいるが、そうでは無いことを過去のデータと推移が証明している。今後、この辺も詳しく書いていきたい。
この記事が皆さんにとって有意義で、今後の将来形成に少しでも力になれたらと思う。

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SHIRYU

東京で働くサラリーマン👔趣味は、映画と歴史、たまに旅行、土日はだいたい酒飲みながら映画観てます。 自分の経験と趣味を交えて、ためになる情報を発信していきたいと考えている今日この頃・・

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