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【藤堂高虎】に学ぶ現代の転職術(築城マスターの人生より)

この記事を読むメリット

そろそろ転職しようか悩んでいる人、戦国武将の人生からヒントを得られるかも

転職回数が多いことを気にしてる人、発想の転換でポジティブに変換できる

令和時代の生き方と転職市場

フレキシブルな働き方の実現

令和時代に入り、私たちの働き方は大きく変化した。リモートワークやフリーランスとしてのキャリア、副業の普及など、働き方の多様性が叫ばれる中、フレキシブルな働き方が可能になっている。これは、藤堂高虎が築城の技術を活かし、様々な主君に仕えながらも自身のキャリアを築いたことと通じるものがあるだろう。

現代のビジネス環境に大きな変化を生んだ要素として、コロナ禍の影響から目を避けることは出来ない。以前から政府の方針のもと働き方改革は叫ばれていたが、なかなか実現するにはハードルが高かった。
現代人において未知の環境は、奇しくもビジネス環境の進化を10年早めたとも言われている・・

テクノロジーの進化とキャリア形成

テクノロジーの進化は、私たちのキャリア形成に革命をもたらした。AIや機械学習、ビッグデータなどの最先端技術を駆使することで、これまでにない新しい職種が生まれ、キャリアの選択肢が広がっている。
藤堂高虎が戦国時代に築城技術を磨き、それをキャリアに活かしたように、私たちも新しいテクノロジーを学び自分の市場価値を高めることが求められている。

戦国時代の大先輩・藤堂高虎という男

転職の達人・藤堂高虎

藤堂高虎という戦国武将をご存じだろうか?
彼は戦国時代、稀にみる転職の達人と言える。主な主君としては、信長と同盟関係にあった浅井長政、秀吉の弟である豊臣秀長(2026年大河ドラマの主人公)、その後秀吉に仕え、最後は徳川家康と主君を何度も変えている。
一般的には「三大築城名人」の1人として知られており、熊本城で有名な加藤清正、姫路城で有名な黒田官兵衛と並ぶ逸材である。

築城を通じた転職術

藤堂高虎は、築城の名手として知られ、その技術を武器に多くの主君に仕えた。彼の転職は、ただの移籍ではなく、自身のスキルを磨きより大きな舞台で活躍するための手段であった。
現代においても、私たちは自分のスキルセットを磨き、より良い機会を求めて転職することが重要と言える。
彼の有名なセリフがある。

当時「忠君は二君に仕えず」という言葉にあるように、忠誠心を持ち一人の君主に仕えることが美学であった中で、このセリフはひときわ異彩を放っている。

ビジネスフィールドを広げる選択肢

グローバルな視点でのキャリア構築

実は私も、複数転職を繰り返したサラリーマンである。
新卒では東証一部上場の大企業、その後ベンチャー企業(スタートアップ)、業種は貿易・デジタル広告・ITシステム開発といろいろ経験してきた。
ビジネスのフィールドは、日本国内だけでは無い。外資企業で働くという選択肢もある。

日本国内における実質賃金の国際比較データをご存じだろうか?
日本は約30年間実質賃金が変わっていないのに対して、アメリカでは140%アップしている。これが現実だ・・

▼実質賃金の国際比較(第2回社会保障審議会年金部会 年金財政における経済前提に関する専門委員会資料より)

第2回社会保障審議会年金部会 年金財政における経済前提に関する専門委員会資料より

多様性を受け入れる姿勢

また、多様性を受け入れることは、ビジネスの成功に不可欠である。藤堂高虎が異なる主君のもとで様々な築城技術を学んだように、私たちも異なるバックグラウンドを持つ人々から学び、自分の視野を広げることが重要だ。
実際のビジネス環境においては、転職を繰り返すことで各社の長所を学び、また異なるバックグラウンドを持つ中途社員からスキルを習得することは自己の成長につながる。

これからの人生を考える

自己実現を目指して

自己実現は、令和時代を生きる私たちにとっての大きなテーマである。藤堂高虎が築城の技術を通じて自己実現を果たしたように、私たちも自分の情熱を追求し、それを仕事に活かすことで充実した人生を送ることが出来るだろう。
日々仕事に追われ精進している方は、一度自分の人生と将来を俯瞰して考えてみるのもいい。

持続可能なキャリアパスの構築

持続可能なキャリアパスを構築することは、長期的な視点での成功に繋がる。藤堂高虎が築城技術を磨き続けたように、私たちも自分のスキルを継続的に向上させ変化する市場に適応することが求められている。
まずは自分が成長できる環境を見つけ、そこに飛び込む勇気を持つことも大切だと思う。

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SHIRYU

東京で働くサラリーマン👔趣味は、映画と歴史、たまに旅行、土日はだいたい酒飲みながら映画観てます。 自分の経験と趣味を交えて、ためになる情報を発信していきたいと考えている今日この頃・・

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